enotetuのblog 東淀川区の歴史雑記帳

「enotetuのblog」で検索していただいた方が、早く表示できます。 東淀川区の歴史を深掘りします。月はじめと中旬の月2回配信予定です。

タグ:御旅町

 今回は故繊維リサイクルの①製紙原料、②ウエス、③反毛原料、の反毛です。晒染業ではありませんが故繊維リサイクルの主要な業態の一つとして、東淀川区でも多数の工場が出現しました。 「反毛」とはなにか? 『繊維の百科事典』(H14年3月 丸善株式会社)によると、「 ... もっと読む

 今回は故繊維リサイクルの①製紙原料、②ウエス、③反毛原料の②ウエスです。 ウエスとは、「機械類の汚れを拭き取るぼろぎれ」(広辞苑第6版)で、英語のWASTE(浪費する、あるいはクズ、廃棄物)から来た言葉だそうで、蒸気機関による産業革命=近代工業に必須なものと ... もっと読む

故繊維(ボロ)問屋 現役の故繊維回収業者である中野親子の共著『ボロのはなし』によると、ボロは主としてボロ問屋からボロ晒業者に送られたそうです。御旅町のボロ晒業者も原料をボロ問屋から仕入れていたようで、(昭和初めのJR吹田駅は)「扱われる荷も朝日麦酒か、そう ... もっと読む

 前回の『大阪府吹田町案内パノラマ地図』は昭和5年12月発行ですが、同時期の昭和4年に発行された『吹田町大観』という書籍があります。昭和天皇即位後の大阪行幸記念と銘うって、吹田町の地誌として地元新聞社から発行されました。上の写真はその『吹田町大観』の続編に ... もっと読む

 神崎川沿いの晒染業は明治末期から大正初めに洋晒業や友禅染業がまず進出して来ます。しかし、大正から昭和にかけて故繊維(ボロ)を使用したボロ晒し=ウエスや反毛業が入ってきて、柴島以上に繁栄します。その中心となったのが吹田の出島である御旅町のボロ晒し工場です ... もっと読む

 本題に入る前に一つ、前回「(53) 戦時中の東淀川区の軍需工場」の中で旭染工(株)→住友化学工業(株)を取り上げましたが、この東淀川工場の昭和27年の写真が「住友製薬」の社史で見つかりましたので追加しました。この頃の小松の様子が分かります。 さて、『ふるさとの想い ... もっと読む

 はじめに、「東淀川区の歴史雑記帳」第1回まち歩きは3月26日が雨のため延期になりました。そのため、あらためて3月16日(土)に開催いたしますので、皆さんのご参加をお待ちします。(文末に募集要項を掲載しています)『河川法施行並びに準用河川の河川区域認定・変更及 ... もっと読む

 東淀川区の歴史に興味のある方は東淀川区に食い込んでいる東西御旅町をご存じだと思います。この御旅町に関する古絵図が一つのテーマとして取り上げられている古絵図展が開催されています。『吹田の絵図展』の会期は11月14日(日)までです。小規模の展示会ですが入館料200円 ... もっと読む

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